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デミオ ロールケージの取り付け | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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デミオ ロールケージの取り付け

全日本ラリーの1500ccクラスで良い成績を上げているデミオは、ラリーのベース車両にピッタリです。

軽量でコンパクトなボディー、安定したハンドリング特性は、競技車両として考えるとメリットになると思います。

競技車両を作る上で一番重要なのはレギュレーションに適合しているかどうかです。

いくら性能のよい車で腕の良いドライバーでもレギュレーションを無視した車では、良い成績を残すことはできません。

全日本ラリーのレギュレーションでは、安全のためにロールケージの装着が義務付けられています。

クラッシュや横転する可能性が高いので、ドライバー、ナビゲーター保護のためにそのようなレギュレーションが決められています。

しかしロールケージは乗員保護のためではなく車の性能を上げるのにも貢献しています。

それは、ボディー剛性です。

ボディー剛性が弱いとサスペンションからの力や遠心力など外部からの力の入力によりボディーがゆがみ、サスペンションなどが本来の仕事をしなくなります。

その事によりコーナーリング時などのグリップ力が落ちるので自然と限界が低くなります。

デミオなど一般の車は量産コストや材料のコストを下げるため、低速域での乗り心地を優先するためにあまりボディー剛性が高くありません。

それをカバーする意味でもロールケージの取り付けは、的を得たチューニングだと思います。

ロールケージにはいろんな種類があります。

デミオの場合は基本的に4点式か6点式があります。

4点式は、前席を取り囲むものと後席からリアハッチまでを取り囲むものとがあります。

6点式はダッシュボードからリアハッチまで車内をすべてカバーします。

性能面からいえば6点式が一番良いのですが、車内での居住性が悪くなったり乗り降りがしづらくなったりします。

場合によっては、リアシートが使えなくなるので車検場で定員の変更をしなくてはいけなくなります。

デミオへの取り付けに関しては、ボルトオンできるものもあれば、本格的な溶接をするタイプのものもあります。

いずれにしても、内装のほとんどを取り外さなければいけないので、知識があればDIYでもできますが、専門のショップに任せた方が安心です。




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