コペン　ECU

コペンで1番簡単に、そして効果的にすることができるチューニングと言いましたら、それは、ECUと呼ばれる、エンジン制御コンピュータの交換になるでしょう。

さてこのコペンなど、あらゆる車に取り付けられているECUとは、Engine Control Unitの略になります。

つまりECUはエンジン制御装置の事を指していて、人間で例えるならば、それは脳に当たるというもの。

ECUは車の脳でもあり、様々な情報を処理する事になります。

コペンのECUに関して言うと、車速からエンジン回転数、アクセル開度や気温、吸気官圧力、冷却水などなど、常に多くの車両情報を処理して、それをもとにして、エンジンへの燃料噴射量や、点火タイミングなどを決めて、常に補正を行っていますいし、もしエンジンが異常をきたした時は、エンジンが破損しないような制御も行っているのです。

ECUをより高度にプログラミングされたものに交換をする事によって、こうした制御自体を変更する事も出来、出力を向上させられるのです。

さてコペンでは、エンジンの特性を決めるための点火時期、空熱比といったものがプログラムされており、純正では64馬力を発生するコペンも、DスポーツのECUであるならば、64馬力から80馬力へとパワーアップする事ができ、スピードリミッターも解除できます。

これを使用するためには、コペンの点火プラグは付属している、高熱価型プラグへと変更する必要があり、ハイオクガソリンの使用も必要になってきます。