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フィット ブレーキラインの取り付け | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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フィット ブレーキラインの取り付け

車を確実に速く走らせるためには、確実なブレーキシステムが必要です。

フィットは、このクラスの車では珍しい4輪ディスクブレーキを備えています。

ドラムブレーキより放熱性も優れ、メンテナンス性も向上するので良い選択だと思います。

ディスクブレーキを動かしているのはブレーキペダルですが、そこからブレーキパッドまで力を伝えていくのはブレーキオイルの仕事です。

ブレーキペダル近くにあるブレーキブースターで強い圧力をかけられたブレーキオイルが4輪それぞれにあるブレーキキャリパーのピストンに圧力を伝えます。

そのピストンについているブレーキパッドがブレーキオイルの圧力により押し出され、円盤状のディスクローターに当たり回転を止めます。

この際に重要なのはブレーキオイルの圧力です。

ブースターで高い圧力にされたブレーキオイルがブレーキキャリパーにきちんと圧力を伝えていればブレーキは効きますしコントロールもしやすいのですが、フィットのノーマルのブレーキラインは、それぞれのブレーキキャリパーの手前までは、金属製のパイプで出来ているので圧力が逃げにくくなっていますが、サスペンションの動きやハンドル操作などで動くブレーキキャリパーに繋ぐために途中からはゴム製のホースを使っています。

このゴム製のホースは、圧力によって膨張するのでいくらブレーキを踏んで圧力をかけても少し圧力が逃げてしまうのでブレーキの効きが悪かったりコントロールがしにくくなったりします。

これを防ぐために柔らかいゴムホースを圧力に耐えられるホースに交換する事でダイレクトなブレーキタッチと正確なブレーキの効きを実現できます。

強化したブレーキラインは、テフロンなどの耐圧性、耐熱性に優れた素材で出来ておりそれにステンレスを網状にしたものでカバーすることでホースの膨張を防ぐようになっています。

ほとんどのブレーキラインが車種専用品ですのでフィットにもフィット専用品を取り付ける事ができます。

ブレーキラインの取り付け作業は簡単ですが、重要保安部品ですので確実な作業が必要になるのと、ブレーキオイルのエア抜きなど専門的な作業が必要になります。

自信がない方はプロの任せた方が安心です。




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