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プリウス 補器バッテリーの取り付け | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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プリウス 補器バッテリーの取り付け

ハイブリッドカーのプリウスでバッテリーの交換といわれてもあまりピンとこないと思います。
あんなに大きなニッケル水素バッテリーを積んでいるのに、バッテリーが上がったりする事があるのかとついつい思ってしまいます。
ましてやバッテリー上がりで走行不能に陥るなど考えられないと思いますが、実際そういう事態に陥る事があります。
プリウスのトランク下に搭載されている大型のニッケル水素バッテリーは、簡単に言えばモーターを駆動するためのもので、電装系やハイブリッドシステムを含む車の制御をしているECUなどの電源は、別のバッテリーが受け持っています。
ハイブリッドカーでは、これを補器バッテリーというような言い方をして、ハイブリッド用のバッテリーと区別しています。
この補機バッテリーは、一般の車に搭載されている蓄電池式の直流12Vのバッテリーと同じものですが、密閉式なので放電時に発生する水素を逃がすためのホースが付いています。
この補器バッテリーが上がってしまうとECUでの制御が出来なくなるのでハイブリッドシステムも起動できなくなります。
補器バッテリーが上がってしまう原因としては、経年劣化が一番の原因ですが、電装系パーツのつけすぎなどで電気の使用量が増える事も見のがせません。
プリウスオーナーはドレスアップにはしる傾向が強いので、おのずと光り物や社内での快適グッズなどを取り付ける事が多くなり、バッテリーに負担をかけてしまいます。
更に原因として考えられるのが、バッテリーの劣化に気付かないという事です。
ハイブリッドシステム起動時に補器バッテリーの電圧が10V以下でも起動してしまう事もあるので、ドライバーはバッテリーの劣化に気付かずにそのまま放置してしまうという事が起こります。
普通の車であればセルモーターが回らない電圧なのですぐ気付くのですが、プリウスに場合は、「ハイブリットシステムエラー警告」で初めて気付くというのが現状です。
こういう状況にならないためにも普段からまめにシステムやエンジンが停止状態での補器バッテリーの電圧を確認しておいた方が良いでしょう。
バッテリーの電圧が低くなったら充電器で復活できますが、何回も繰り返すようになったら寿命なので、交換するしかありません。
交換方法は、一般の車の交換方法と同じですので特に難しい事はないでしょう。



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