コペンミッション交換

現在新車が手に入る中では唯一といって良い軽のオープンスポーツカーがダイハツのコペンです。

軽自動車ならではの手軽さと、スポーツカーとしての走行性能、そしてデザインからもあふれる遊び心が非常に高い人気を呼んでいるようです。

コペンに採用されているミッションは4ATと5MTの2種類。

4ATはスーパーアクティブシフト4速ATというもので、マニュアルに近いようなシフトを楽しめるということで、5MTも4ATもどちらもよく見かけます。

コペンに関しては、4ATもシフトが楽しめるということ、5MTの出来が優秀であることから全体のミッション交換といったカスタマイズは少なく、ミッション交換となるのはほぼ修理時のようです。

ただ、高速巡航が楽なようにと、ギア比に関してはもう少しハイギアードにという人もいるようで、コペンでのミッション交換などの事例を見ていると、ミッションのファイナルギアを別のものに換装するという例が多いようです。

このファイナルギアはダイハツ純正のものでハイギアードなものが購入できるようなので、その辺も気軽にギア比変更カスタマイズが出来る理由なのでしょう。

コペンのミッション交換に関して面白いのは、同社のコンパクトカーであるストーリアのミッション部品を流用したカスタマイズや、カスタムミッションへのミッション交換がちらほら見られることです。

1リッターのコンパクトカーと軽自動車であれば立ち位置的には近く、それほど不自然な話ではないのですが、実際にそうしたある程度の部品共通性が見られるというのはダイハツの開発姿勢が見えて面白いものがあります。