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ランサーエボリューションX A/Fメーターの取り付け | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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ランサーエボリューションX A/Fメーターの取り付け

一般的なガソリンエンジンは、吸入した空気に適量のガソリンを混ぜた混合気をシリンダー内に取り込んでスパークプラグの火花を使って燃焼する事によって動いています。

ランサーエボリューションXはエアクリーナーのすぐ後ろにあるエアフローセンサーで空気量をはかり、それに見合った量のガソリンをインテークマニホールドにあるインジェクターから噴射して混合気を作っています。

混合気内のガソリンの量は、ECUで決定されていますが、いろいろな条件下でもいつも最適な混合気を作り出すためにフロントパイプや触媒についているO2センサーで排気ガス内の酸素量を常に監視して何か変化があったら最適な状態にするためにフィードバック制御もおこなっています。

混合気の性質を表すのに使われる言葉で空燃比(A/F)というものがあります。

空燃比とは、燃料1に対して空気がどれくらいの割合で含まれているかという事で、理想とされるのは14.7(空気14.7燃料1)で出力をメインに考えるならば12~13ぐらい、燃費重視ですと16以上が良いと言われています。

ランサーエボリューションXをチューニングする時にもこの空燃比を見ながらECUの燃料マップデータをチューニングしていきます。

しかし、ノーマルの状態ではこの空燃比を見る事ができず、あくまでもフィードバック制御をするためのO2センサーしか持ち合わせていないので改めて空燃比を見るA/Fメーターを取り付ける必要があります。

特にランサーエボリューションXのECUのデータを「吊るしデータ」ではなく「現車合わせ」をする場合には必ず必要で、現車合わせ費用にA/Fメーター用のボスを取り付ける費用がプラスされます。

セッティングの場合はその時だけ取り付けますが、他の補助メーターと同じように常にメーターを取り付け、運転しながら確認できるA/Fメーターもあります。

A/Fセンサーを取り付ける場所はランサーエボリューションXの場合はフロントパイプの途中に専用のボスを溶接して取り付けますが、ものによっては最初からフロントパイプにボスが取り付けられているものありますので将来的にA/Fメーターを取り付けるのであればそちらを選んだほうが良いでしょう。




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