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ランサーエボリューションX ブースト計の取り付け | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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ランサーエボリューションX ブースト計の取り付け

ランサーエボリューションXには、自社製のTD05型タービンが搭載された4B11型エンジンが載せられています。

ターボエンジンのチューニングを考える時にまず思いつくのはブーストアップ。

アクチュエーターに掛かる圧力を調整して本来のブースト圧より高いブースト圧に設定し更にハイパワーを狙おうというものです。

ランサーエボリューションXのブースト圧は最大で約1.7kPa位という量産車の中では、かなり高いブースト圧が設定されています。

しかしソレノイドバルブの反応が悪いのかタービンの容量が足らないのかオーバーシュートや高回転域でのブーストのタレが激しく、ひどい時など簡単に2.0kPaぐらいまで上がってしまう場合もありますし、高回転になるとそれが1.2kPa位に落ちてしまします。

この様にランサーエボリューションXは不安定なブースト圧なのでブーストコントローラーや強化アクチュエーターなどで対策を練る必要がありますが、それ以前ににランサーエボリューションXにはブースト計がついていないのでブースト圧を把握する事ができません。

高性能なターボ車にブースト計が無いなんて考えられないのですが、チューニングされることを想定した車づくりの為そうなったのでしょう。

ブースト計を付けるには、まずブーストセンサーを付けなければなりません。

最近は電子式のものが多いので、配管を室内までひく必要はなく、エンジンルーム内の設置したブーストセンサーまでの配管で済むようになりました。

ブーストセンサーは小型ですのでそれほど取り付け位置に困る事はありませんが熱や雨の影響が少ない所を選ぶ必要があります。

圧力を取る所は、サージタンクからフューエルプレッシャーレギュレーターへのバキューム配管をカットしてT型のジョイントを割り込ませて分岐させます。

そこからなるべく配管が短くなるようにセンサーまで取り回せばセンサー取り付けは完了です。

後は室内までコードを引き込んで電源やイルミなどを配線すればブースト計の取り付けは完成です。

メーターの位置は、流行りのAピラーに取り付けてはいかがでしょうか。




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