ランサーエボリューションX　油温計の取り付け

エンジンの耐久性を左右すると言っても過言ではないエンジンオイルですが、ランサーエボリューションXはそのエンジンオイルの油温が高くなる事で有名な車の一つでもあります。

先代の4G63エンジンから言われてきた事ですがランサーエボリューションXになって新しい4B11エンジンになってもこれは変わらないようです。

エンジンオイルの温度を把握するには、油温計の存在は欠かせません。

最近よく見かけるODB2ポートから純正センサーの信号を拾うタイプのメーターを取り付けてもランサーエボリューションXの場合はそこから油温の信号を拾う事が出来ませんので油温計を付けるためには、油温センサーをエンジンのどこかに取り付けなければいけません。

ランサーエボリューションXの場合、うれしい事にエンジンオイルフィルターの近く、オイルサーモスタットの隣にメクラ穴が開いておりノーマルではボルトで塞がれているのでそのボルトを取り外し、油温計の温度センサーを取り付けるのが一般的になっています。

メクラ穴は3/8ネジになっているのでここに変換アダプターを取り付けて一般的な1/8PTのセンサーを取り付けるようになります。

取り付けにあたっては、メクラ穴にもともと付けてあるボルトはネジロック材が塗ってあるのでかなり硬く、軟な六角レンチでは簡単になめてしまうので品質の良いソケットレンチに取り付けるタイプのもので一気に緩めるのがコツです。

油温計のセンサーを取り付ける時には変換アダプター・センサー共にネジの部分にシールテープを巻くか液体ガスケットを塗ってから取り付けないと確実にエンジンオイルが漏れてきますので注意が必要です。