ランサーエボリューションX　アウトレットパネルの取り付け

ランサーエボリューションXは、エンジンレイアウトの関係でエンジンルーム内に熱がこもりがちになってしまいます。

この熱を逃がすためにエキマニ周辺にエアを送るボンネットエアインテークや、ラジエーターを通り抜けたエアを素早く吐き出すためのエアーアウトレットダクトなどランサーエボリューションXにはいろいろな工夫がボンネットの施されています。

しかし実際に見てみるとエアインテークは半分くらい塞がれていますし、アウトレットダクトは隙間が少しあいているぐらいでほとんど機能していないように見えますが、これは雨や洗車の時などボディーが濡れる時にエンジンルーム内に水が浸入しないようにしているカバーが取り付けてあるからなのです。

ランサーエボリューションXのアウトレットダクトを上からのぞいてみると運転席側はエアコンのコンプレッサーやオイルレベルゲージその他電気系がある所が丸見え、助手席側はエアクリーナーのダクト回りが丸見えですので、いつ雨が降るか分からない日本の気候の中でカバーを取り外してドライブという訳にはいきません。

しかし、熱対策には効果的な部分なのでこのままにしておくのもどうかと思いますので対策を講じてみましょう。

おすすめなのが雨水が極力重要な部分に掛からないようにエアの通り道を確保する事が出来るアウトレットパネルです。

アウトレットパネルは、金属製のカバーと取り換えることによって雨水の侵入はあるもののその雨水を電気系など重要な所に行かないようにしてある導風板の様なものです。

ノーマルの金属製の蓋とはちがい、しっかりとエアの通り道は確保出来ているので高回転を多用する場合や夏場などに効果を実感できるパーツです。

ランサーエボリューションXにアウトレットパネルには、アウトレットダクトを止めているボルトをボンネットの裏から外して金属製の蓋とアウトレットパネルをとりかえるだけでOKです。

右用左用がありますので向きに注意して取り付けてください。