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ランサーエボリューションX ブレーキシステムの流用 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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ランサーエボリューションX ブレーキシステムの流用

ランサーエボリューションXには大きく分けて「RS」と「GSR」の二種類のグレードに分ける事が出来ます。

RSは、競技者向けに用意されたもので、ミッションは5MTのみ、ランサーエボリューションX定番の大型ウィングもオプション設定、タイヤ・ホイールも16インチ、S-AWCもACDのみの装着と至ってシンプルな装備で、「どうせ後で交換したり、取り付けたりするんでしょ」的な車に出来ています。

走りの面に関してみればほとんどGSRと同じで出力も全く一緒ですが一つだけ大きく違うのがブレーキシステムです。

GSRでは18インチと17インチのブレンボ製のブレーキシステムが装着されていますが、RSでは15インチのフロント2ポット、リアはシングルポットのブレーキしか装着されていません。

ランサーエボリューションXのRSを購入する以上、もちろんこのままで乗る方はいないと思いますが、パーツメーカーのブレーキシステムを取り付けるのもよいですが、街乗りでも利用するのであれば信頼性のあるGSR純正のブレンボ製ブレーキシステムを付けてみてもよいかと思います。

メーカーオプションでも設定されているくらいなので、ほぼボルトオンでRSにも18インチのブレンボを取り付ける事が出来ますが、RS標準の16インチホイールは当然ながら取り付ける事が出来ないので新たに用意する必要があります。

逆に、GSRにRSのブレーキシステムを取り付けるという選択肢もあります。

どういう時に必要かと言いますと冬にスタッドレスタイヤを取り付ける場合です。

雪道での走行は太くて扁平率の低いタイヤよりもサイドウォールの柔らかい扁平率の高い接地面積が縦に長いタイヤの方がグリップが良く雪道での走破性に優れています。

GSR標準の18インチホイール用のスタッドレスタイヤもありますが高価ですし、雪道での安定性を考えるとやはり16インチくらいの方が良いようです。

こちらもほぼボルトオンで取り付ける事が出来ます。

タイヤを交換するかのようにブレーキシステムを季節に合わせて交換するというのもランサーエボリューションXならではの楽しみではないでしょうか。




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