エルグランドの改造

エルグランドの改造を考える場合はまずは予算を決めておく事も必要です。

確かにカーショップに行けば多くのドレスアップ商品やカスタムパーツが飾られていますからエルグランドの改造に困ることはありませんが、工場などへ車両やパーツを持ち込み取付け費用なども含めた金額や工賃を考えれば見た目の価格だけではすみません。

といってもエルグランドの改造が途中で資金不足で頓挫する事態も避けたいものですし、一時ストップするにしても中途半端なパーツの取付けでとまることは避けたいものです。

確かにエルグランドの改造パーツの購入にも長期のローンも組めますが、やはりあまりにも無謀なローンを組んでしまうと車両本体の維持費すらままなりませんし注意しておきましょう。

改造部品の選択も価格を含めて計画性が必要になります。

自分で作業できるパーツはエルグランド専用改造品でも多く販売されていますし、工賃の経費削減狙いには欠かせないことですし、さらに自分での作業も楽しみと感じることで完成車両を見る思いも各段に違いが出ます。

そう考えれば実際のドライブの楽しみも満喫しつつ愛車を着飾ることも楽しむことが本来の目的でありそのどちらも犠牲にしてはいけません。

家計をやりくりできる独身者はともかく大型ミニバンはファミリーユースでの使用が前提ですからお子様のいる家庭では楽しいドライブの費用までも車につぎ込むのは本末転倒といわれても仕方のない話ですし、家族が喜ぶ車の生かし方を考えるのがオーナーの役目なのです。

完成度の高いエルグランドの改造はワンポイントのアイテムで！

エルグランド(E52)は、もうこれ以上改造する所がないように思えるほどの完成度の高い最上級ミニバンです。

通常、ミニバンはカーブを走行する時や高速走行時の強風で車体がふらついたりする事がありますが、ことエルグランド(E52)に関してはそのような不安は一切なく安心して高速走行やワインディングなども行うことができます。

先代のＥ51と比較するとエルグランド(E52)は、車高が低くなった分横馬場が広くなっているので室内空間が狭くなるようなこともありませんが、着座位置が低くなった分だけ"所有する満足感"が減少してしまったようにも思えます。

ですので、エルグランド(E52)の改造を考えるときには、より高級感を演出するようなちょっとしたアイテムが効果を発揮するのではないでしょうか？

例えば、ルームランプをよりゴージャスなものに交換してみたり、質感の良いフロアマットに交換するような改造は、高級車を所有している満足感を一層高めるのに効果的だと思います。

また、エルグランド(E52)の２列目のシートは、純正のままでもリビングのような快適性を保っていますが、そこから鑑賞するためのモニターを追加したりする改造で、より快適なドライブが楽しめるようになるのではないでしょうか？

エルグランド(E52)の外観も文句の付けようのないくらいにスタイリッシュなボディですので、バルブを交換してみたり、サイドマーカーを交換してみたりするような簡単な改造で完璧なエルグランド(E52)に仕上がるのではないでしょうか？

エルグランドの改造（ホーン交換）

エルグランドのホーン交換をして改造します。

エルグランドを自分好みに改造することで、より快適に走行させることができます。　

まずはエルグランドのフロントグリルを取り外します。

上部にクリップが６ヶ所ありますから、すべて取り外します。

次にサイドにハメコミクリップが２ヶ所ついています。

裏側から上下を挟み込むようにして、グリルごと手前に引き出しましょう。　

その下にある両サイドのハメコミクリップ２ヶ所を外します。

マイナスドライバーなどで４５度回転させてグリルごと手前に引き出しましょう。

最後に下部のクリップ８箇所を外すと、グリルが外せます。　

次にバンパーフェイスを外します。

中央部にグリップが８ヶ所ついています。

これをすべて外します。

両サイドにネジが１０ヶ所ついています。

これもすべて外します。

上部のハメコミクリップを折らないように注意しながら、バンパーフェイスを取り外します。　

これでエルグランドのホーンが見えます。

純正ホーンは２個あるので、取り外します。

そして、改造のために用意した新しいホーンを取り付けます。

取り付けの際は、コーナーセンサーのハーネスに干渉しないように気をつけましょう。

ホーンとボディが干渉する場合は、ステーと取付面の間にワッシャーを挟み、調整します。　

あとは、エルグランドに元通り、バンパーフェイスとグリルを取り付けていくだけです。

これでホーン交換による改造は完了です。

試運転して、問題ないか確かめてみましょう。

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